ABOUT US
景気の低迷や時代の変化により、閉店し、
シャッターが降りたままの店が増えていくシャッター街。
人々の足が遠のきつつあった杉並区妙法寺門前通り商店街を
なんとかして、人情味溢れる活気のあった商店街を取り戻したい…
という思いから、閉店した店のシャッターの前に
千日紅の鉢植えを置き始めました。
私たち、千日紅同好会はそこから始まりました。
その活動がきっかけに、杉並区より支援を受け、
千日紅、妙法寺の縁日の賑わいを取り戻すために
妙法寺、商店会、学校、住民が力を合わせて創る
「千日紅市プロジェクト」が開始。
大勢の皆さんと協力して
盛り上げる街づくりを行っています。
千日紅繋和会はたくさんの方々に支えられています。
代表:山田重子
妙法寺名物揚げまんじゅう 手打ち蕎麦 清水屋2代目おかみ。杉並区妙法寺門前通り商店街会長の妻。千日紅の活動を1人で始め、商店会のイベントの企画をするなど、寺町らしい雰囲気と、ハンディキャップがある方や老人、子供が過ごしやすい理想の商店街を目指しています。
役員:商店会のおかみさん
「おもてなし」の精神で千日紅の活動はもちろん、商店会の活動の際には、手作りのお惣菜やおにぎりなどを参加者に用意するなど、商店会を支えています。
地域住民の方々
千日紅の種まきから花を咲かせるまで育てていきます。ポットの植え替えや、植木鉢を商店街に置く作業も行っています。
また、有志の方で、福島へ植え付け、収穫にもご協力いただいています。
千日紅繋和会では、地元の有志ボランティアで千日紅の種から苗を育て、
地域の団体と協力し、苗の配布や、ワークショップ、花壇への植え付けをするなど、
千日紅の花の輪を広げています。
江戸時代から「堀之内のおそしさま」と呼ばれ、厄除けのお寺として親しまれている妙法寺。毎年7月と10月に開催される縁日では、来場者に千日紅の苗を無料で配布しています。
東高円寺駅から徒歩で15分。妙法寺の参道として栄えた商店街。妙法寺、商店会、学校、地域住民と連携して「千日紅市プロジェクト」を発足し、様々な改革を行なっています。
地域学校の皆さん
ボランティア活動に参加いただいたり、小学校の授業では、千日紅を摘み取る作業をしていただきました。
また、学校の花壇にも千日紅を育てていただき、千日紅の花の輪が広がっています。
<済美小学校、堀之内小学校、東京立正短期大学、東京立正中学校・高等学校>
福島県双葉郡川内村
震災の年から「千日紅旅立ちツアー」を毎年開催し、有志で夏に苗の植え付け、秋は種の収穫に行く活動をしています。
遠方よりおいで頂ける方々を「おもてなしをしたい」という心遣いの始まり、
地域のみなさんに育てられ、広がっている千日紅。
「千日紅」の名前は、夏から秋までの長い間、花の色があせず「千日花が咲くこと」にちなんでいます。
皆さんに育てて頂いた千日紅の時期の過ぎた花を<千日紅バンキング>にお持ちいただくことで、
その回収された花の種がまた地元有志によって次の花を咲かせる事ができます。
地元の人たちの心遣いの花をいつまでも咲かせる為の
<千日紅バンキング>にぜひご協力ください。
千日紅の育て方
●種まきの方法
・咲き終わった花は乾燥させておき、春に種まきをする。
・土に水分をよく含ませてから表面に種をまき、その上に軽く土をまく程度にかける。
・水やりは霧吹き状態で水をかけ、容器の下から水が流れ出るまで水を与える。
●苗でもらった場合の植え替え方法
・腐葉土とゆっくり効く肥料を混ぜた土に苗を植え、日当たりの良い場所に置く。
・肥料が多すぎると花付きが悪くなるので、追肥はしない。
●育て方
・本葉が4~6枚になったら、日当たりと水はけの良い場所に植え付けする。
・水やりは土の表面が乾いたらたっぷりと。水はやり過ぎない。
・花期:7月~10月
千日紅バンキング 〜心をつなぐしくみ〜
1.千日紅の花が白くなったら、花のすぐ下で切ります。
2.切った花は、妙法寺門前通り商店会の
<千日紅バンキングマーク>の付いているガラス鉢に入れてください。
千日紅バンキングの設置箇所:
揚げまんじゅう 手打ち蕎麦 清水屋、他